BREAKING DAWN

ゆるくしぶといファン

2015/11/08 ミュージカル舞台『刀剣乱舞』@AiiA 2.5 Theater Tokyo

2016年本公演の感想は↓
s2xxx.hateblo.jp



本当は村井さんの朗読劇とか奨悟さんの学祭ライブとか書かなきゃいけないものがあるんだけど、刀剣乱舞が!!あまりにも!!衝撃的だったので!!!自分のために感想書きます。


特に衝撃的だったのが!!!2幕の!!!ライブが!!!なにあれやばいね!!!!!!
1幕は2幕のためにあるっていう感想を見たんですけどまさにそのとおりでした。
この際キャラ解釈とかあいまいにさせちゃって、とにかく、ビジュアルの勢いで突き進んで2.5次元への欲望満たした感じがある。
もう堂々とぴぎゃれるの楽しすぎてやばかった。

やばいポイント
・ライブ衣装がすごい
(縁取り金の黒のロングコート→スタンダードを基にしたステージ衣装→真剣必殺的露出衣装→スタンダード)
・ファンサがすごい
・加州流司のソロパート

まずライブ衣装ね。
2幕開始時、刀剣男士たちが奈落からせり上がってくるんだけど、黒のロングコート風着てんねんで。かっこいいやろどう考えても。
で、ライドオンライドオン歌いながらラップも入れつつ(ラップ納得の岩融)踊り狂うねんで。
今剣ちゃんが「琥珀色のグラス~」って歌ったときには、本編でカエルゲコゲコ歌ってた子が、えっ、琥珀色のグラスって歌うだと!?と混乱スタートしました。
一曲終わったあと、加州くんがこの状況に突っ込み入れるけど、「楽しいし」「2015年だし」「舞も武士のたしなみですよ(微笑みby三日月)」という理由でライブ続行。
二着目のステージ衣装とってもかわいかった。ロングコート脱いだら鮮やかな各々のカラー衣装とか、王道過ぎてありがとうございます。
三日月には腰回りにアシメヒラヒラがついてて美しかった~。
石切丸の左肩ポンチョも可愛かったな~。
問題の真剣必殺的露出衣装は、えっ、二着目からまだ脱ぐの?!って衝撃ね。
脱がれたら、小狐丸のオヘソ出しに釘つけでした。。。だってシックスパックやってんもん…。自分わかりやすすぎる…と思ったけど抗えなかったです。
それに三日月まり近(この呼び方可愛い)様の背中の美しさ半端ねぇよ。後ろ向かれる度に隣の方がぴぎゃってたけど、わかる…わかる…なんでぴぎゃってるか…と思ってました。
加州くんのぴっちりインナーのバックも首もとが丸く空いていて可愛くてセクシーでした。あと加州くんの腕結構マッチョですごくこの衣装着こなしてた。
今剣ちゃんは本編で真剣必殺したからか寝間着みたいなほわほわで可愛かったです。
石切丸と岩融は正直覚えてないです。欲望に忠実に見てたからね。


次ファンサね。
ペンライトもうちわも持ち込みOKとあったけど、うちわまじ作りたかったで…。
軽率に指さしもらえるし、弓矢をいってもらえるし、三日月まり近さんに至っては観客の「近こう寄れ」のうちわを取り上げて満足げに見せびらかしてたし、「えっ…なにこの世界」ってなってました。
普段こういう現場こないから耐性なくて、舞い上がっちゃうわ。
w-inds.はこんなことする年じゃないし、奨悟くんは(略))
刀剣男士たちがきゃっきゃアイドルしてて、うぅ…っ楽しい…ってなりました。
これは沼のうちが楽しいんだろうね。沼突き抜けて闇に入らないように気をつけなきゃいけない世界だと思いました。


加州流司くんのソロあれなにかっこよくない??!!
ゆらゆらピアスつけてるんだけど、ほどよくチャラくてかっこよいです。
冒頭の「君を夜空につれていくよ☆」ていうよくわからんセリフ言ってからの、ダンサーしたがえて群舞かっこよすぎてギャップ有りすぎて「高低差ありすぎて耳キーンてするわ!」という突っ込みが頭よぎりました。
最後も君を夜空につれていくよっていうセリフでもっかい耳キーンってしました。
ダンスバッキバキに踊るし、かっこよかったな~~~。
そのかわり加州くんところどころばててるような感じがして?、本編も声枯らしてるとこあったし、大丈夫かなあと不安になりました。まる


和太鼓の男道パートでは、奈落から弁慶が和太鼓と共にせりあがり、義経たちも和太鼓叩くんだけど、なにより弁慶様ー!っていう客のぴぎゃり具合にびっくりしてぽかーんってしちゃった…。わ,わたしも弁慶様ー!ってぴぎゃりたかった。完全に乗り遅れた。
小狐丸センターにいるから、なんでコール小狐丸じゃないの!?ってびっくりしててん…。
弁慶様ー!→義経様ー!→(思い出したように)小狐丸ー!だったもの…。
完全に食われとる小狐丸。
男道かっこよかったです。赤紐でくるくるパフォーマンスするの美しかった



肝心の1幕、ミュージカル部分が思ってたのと違う、普通のJ-POPで、もっと和風推してくれてもいいのに?!と思いました。(ここはアンケート書いた)
唯一三日月のソロのとこかなあ、刀剣感感じれたの。
もっと和風感出して欲しかった。ライブパートとあまり区別化できてなかったです。
ライブパートはもともと意味わかんないんだからもっと意味わかんなくしてもいいと思うんだけど、さすがに本編はもう少しストーリー寄りの、和服男子たちが歌っていて納得のナンバーにしてほしかったなあ。

ストーリーは、義経弁慶頼朝の常識と、ゲームがどんなものかを知っていたらわかるものだったかなあと。
ゲーム中のセリフ聞くと、やっぱりわくわくするね!
今剣と岩融がきゃっきゃ遊んでいる姿が冒頭あって、これが義経と弁慶が「来世も共に生きようぞ」という約束を果たしている形かと思うと涙ちょちょぎれるわ。わかりやすいけどわたしはこれで泣いたわ。
加州が隊長として壁にぶち当たっていたり、岩融が今剣に対して悩んでいる姿を見て微笑み諭す三日月と小狐丸の余裕っぷりが麗しかったです。
加州くんの出陣後の「ちょっとは可愛くなった?」とか「ずっと見ててよね!」とかいうセリフ、普通だったらおいおい…てなるんだろうけどそれをも黙らす加州流司氏のほどよいぶりっ子感。
小狐丸の狐笑顔の再現度高かった。「大きいのに小狐とはこれいかに…」とか、「お姫様抱っこをしてほしいのですか?」とか加州くんおちょくる平安貴族の余裕な。
出陣前にお茶飲んで、結局加州くん片づけさせる三日月と、加持祈祷に取り組む石切丸に振り回される加州くんがんばれ。
畑仕事する小狐丸と三日月の悟りっぷりもよかったです。いわゆる大人組的な。
今剣ちゃんと岩融は楽しくきゃっきゃしてたらそれでいいわ。
でも、きゃっきゃしてた二人の真剣必殺姿はもうかっこよかった…
今剣の二の腕チラリにはドキドキしてたけど、真剣必殺の破壊力がすさまじい。
岩融の筋肉もやばい。背中やばい。男前すぎる。鬼気迫る感じ、どきどきする。
これは他の刀でも真剣必殺見たい…って思っちゃいますね。


頼朝と義経を主軸にした話はわかったけど、今後舞台としてどう展開していくのかなあとますます疑問に思いました。
生前の主人に会えても、歴史の歪みを正すため 主人の死に目に再び立ち会わなきゃいけない壁にぶつかる男士たち描くにしてもワンパターンになりかねない??


もう一回見れるかといったら微妙だけど(会場の理由もあるけど)、ライブパートは軽率に参加したい。簡単にぴぎゃれる世界最高。
その反面、本公演もどうなるか見てみたい。
今回はたまたま取れたからよかったものの、次もとれるかな~。
三日月さんの舞うよな殺陣もう一度みたいです。







こっからは割とネガティヴな感想。
歌唱パートは前評判と動画でグッとハードル下げて行ったけど、それでも難あり…ってとこがとにかく残念でした。
あそこ、もうちょっとなんとかならんかなあと思って見てました。
かぶせでいいから…。

今剣の声のひっくりかえりがしょっちゅうあってハラハラした。
ミッキーのハハッて笑う声に感じる、なんか心をざわつかせる感じが常にしてた。
歌のときは普通なのに、キャハハッ☆って笑うときひっくりかえるのやめた方がよいと思いました。
岩融と戯れて、膝の上にちょこんって座るとことかはすごくかわいいんだけどなあ。(そのあとわりとすぐ突き飛ばすように今剣立たせる岩融には笑った)
しゃべり声なんとかしてほしい。
加州くんは結構お疲れモード?
ポーズとるときはギリギリまで体力省エネしてるように見えた。
声もところどころ枯れてて、聞き苦しいところがあったのがとにかく残念でした。


ちなみに刀剣乱舞に対してのスペック。
刀剣乱舞のゲーム自体は春にサーバー登録して細々やっていたけど平日ホテル暮らし&地下イベが辛かったので、それ以来やらず。pixivもキャラ解釈にとまどいがあったので見ず。MMDはちょこちょこ見てたけど、総キャラ出演のやつを見て持ってないキャラのセリフ目当て。
刀剣乱舞あまりやりこんでいないので、岩融も石切丸も小狐丸ももちろん三日月さんも持ってなくて、初期刀加州で育成短刀今剣ってところにしか親しみがありませんでした!


あとアイアシアターも初めてでした。かの有名な仮設トイレはあまりの行列で結局拝めずでした。。。椅子がすげえ最悪って聞いてたけどほんとだね!!ってなった。
サーカスの巡業で座ったことあるで…みたいなクオリティの座席。1幕途中で、「うっ…座ってるのつらい…」てなったもの。
シートは100歩譲っても、幕間で隣の隣の隣の人がはしゃぐもんだから席がガタガタ揺れたから、これははやくなんとかすべきだと思いました。


あらすじ。自分用メモ。間違ってると思う。
1幕
刀剣男士たちの目的は歴史修正主義者が歴史を変えようとしているのを防ぐこと。(今日知った)
加州が審判者(男)より第一部隊の隊長に任命される。
出陣先は義経・弁慶が亡くなった場所&時代。
歴史修正主義者たちは泰衡・義経・弁慶を復活させて頼朝へけしかける。
※泰衡は義朝の命で義経を殺すけど、義経殺害の罪という理由で頼朝に殺されるかわいそうな人。(今日知った)
かつての主、義経に会えて喜ぶ今剣だけど、義経?弁慶?の攻撃で軽傷を負う。
隊長加州は戦闘継続させようとするが、他の男士たちは撤退を主張。
結局撤退するけど、これが原因で石切丸に叱られる加州。
加州が戸惑っていても、自分で考えなさいと微笑む小狐丸と三日月。
一方、岩融は義経に会えたとはしゃぐ今剣に対して歴史を変えてはいけないと戒めるが、今剣に反発される。
岩融落ち込み→三日月にアドバイスもらう→岩融立ち直り
岩融が加州に話す→加州も石切丸との問題の解決糸口見つける(※答 どっちも正しい)
その折、今剣が本丸抜け出して義経の元へ行ってしまう。
頼朝は義経に殺されようとしていたが、今剣が話し合おうと義経に訴えたことで二人は和解する。
義経が頼朝を殺さない選択をしたため、怒った歴史修正主義者?は義経の体を乗っ取る。
義経の陣に男士たちは正面突破をしかける。
岩融と一騎討ちする弁慶は、義経をとめてほしいとわざと岩融に負ける。
弁慶の意を組んだ岩融も混ざり、男士たちは義経に攻撃しようとするが今剣に止められる。
だが乗っ取られ義経が暴れ、今剣をかばって攻撃を受けた岩融瀕死状態。
今剣は乗っ取られた義経を見て、これは主の義経ではないと気付く。
義経を止めようとする弁慶もやられ、男子たちも重傷状態。
さらに覚醒した義経に対し、真剣必殺を繰り出す今剣と岩融。
戦闘は終わり、本丸へ帰った一行。
審判者に成長を褒められる加州くん。
君に会いたいのに会えない…と歌って終了。