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(*゜ー゜)ノシ<こんにちば!

昔のライヴレポは若いときに書いたので察してください

朗読会『扉のかたちをした闇』

行ってきました~~~~
お目当ては今をときめく神木くん!若手俳優枠に入らないであろう(たぶん)神木くん!
昨日、写真集お渡し会での印象は本人が疲れていたせいか、「ふ、ふつうのおとこのこや…」だったので、ほっとした反面、ときめくこともなくむしろ疲れさせてしまってごめん…という気持ちでいっぱいでした。
なので、今日の朗読会はどんなんかな~と油断しまくって行ったら。


お仕事モードの神木くんにグサグサやられました。


村井さんと同じ分類の「好き」。
村井さんはカテコになったら、それまでどんな役をやっていようと村井良大に戻る。
そのギャップの原因となるお仕事モードの演技が好き。いい人なんだけど冴えない青年やらせたらピカイチだよね。


神木くんも丁寧に丁寧に朗読で魅せてきて、彼の演技を目の前で、生で見ることのできる贅沢を存分に楽しんできました。


順不同。ただのメモ。
「八月は幻」
江國さんが読んだ「八月の男」の後の、この詩は明らかに事後で、「わー?!いきなりこれ来ちゃいますー?!」とびっくりした。
神木くんだけ始めにモッズコート着ていて、そのあと脱ぐんだけれど、このコートがほどよくぶかぶかでかわいかった~
モッズコートなのに八月の幻~


「怪盗セプテンバー」
怪盗役の森さんとの絶妙な、食いすぎない食い気味の掛け合いがよかった。
本から目を離して 「いえ 恋人の記憶なんですが…」と言うときの目線がよかった。後ろの方に立つ怪盗を気にして、うつむき加減でそっと言うところ。


「十一月の旅人には翼がある」
翼のオブジェを後ろに、翼を生やした神木くん。
後半に行くにつれて、自信に満つ旅人かわいい


「二月の文学」
背景に踊る文字が意外と派手だった。
千あるものを~のくだりを読んでたかな。


「四月は桜吹雪の中で」
これはね~~読むと思った!
静かにしとしとな詩が多い中、ようやく、春のうきうきわくわくで満ちた、明るくて爽やかな詩だから…。
ニコニコ、浮き立つ感じがかわいかった。桜の中、全力でサイクリングするとか最高にかわいいじゃない。
わたしが予想し、期待していた神木くんがいました。


「一月の朝」
「たこを一匹」の部分、今回唯一のおどけ部分だったよね…
おどけたように、ほんの少しだけおどけた「たこを一匹」が非常にかわいかった。
いくらでもたこ茹でたるわ。


「五月晴れの空のせい」
読むのは森さんで、他の三人は森さんを座って見つめるんだけど、神木くんだけ「~のせい」と韻を踏むたびに「うんうん」とうなずいててめっちゃ超激かわだったんですけど…
早口で矢継ぎ早に読むの、神木くんでも聞いてみたかった。


「刹那」
冒頭は神木くんが読み、途中から船に見立てた小道具たちに集って読み、また神木くんだけが元の位置に戻って読むという流れ。
席をたつとき、お互いに顔を見合わせて「うん」って頷きあうのかわいすぎる。


「放っておいてください」
「詩人に霊感を与えるミューズ」というルソーの絵の前で読む、この詩はわたしが昨日見たかった神木隆之介なんやで…(にらんでほしかった)
今回の朗読会、マイベストオブ神木はこの詩。
ひねくれ孤高の詩人が敬語でミューズに悪態ついてるんですよ。めっちゃいい。
ステージに出てきて、スクリーンに映った絵をしばらく眺めて、客席の方を向いて斜に構えながらミューズに話し始めるのとても神木くんでよくない??(???)
「ねえミューズ 放っておいてください」の声のトーンとお顔がよかった…。一人で勝手に傷ついてるめんどくさい男の子感あってよい。(???)だけど自分は特別なやつなんだっていう根拠のない自信に満ちあふれているところも、非常にめんどくさい男の子感安てよい。つまり厨二病詩人かわいい。
そして最後の「それが詩人の たったひとつの特権ですから」と言い放つ口調もよいですね。
この詩はほんとにもう一回聞きたい。


「時差男と東京男」
雑談を始める時差男(ジサオ)in NY(神木くん)を戒めるただいま夜中の二時の東京男(トキオ)(神木くん)が、100%完璧な神木くんでした。
リアル感溢れていてよかった。一瞬だけどさ。
ここも背景の摩天楼を描いていく ところ派手でしたね。
最後の、「少し増えていることに」で微笑むのとてもかわいい。


「302」
マイベストオブ神木を惜しくも逃した(???) 詩ですが、非常によかった。次点。
ナタリーさんで、

「あの302号室でも 女は男にくっついたまま どっか遠くへ逃げちゃおうよと ささやいているのだろうか」としっとりささやく神木に、会場中が息をのむ。

natalie.mu
と書かれているんですが、そういうことです。
「どっか遠くへ逃げちゃおうよと」が本当に、まじの、ただの、ささやきで、わーここで色気魅せてくるー?!
前半、新横から新幹線乗って京都行っちゃうぜ!みたいなノリだったのに???車窓にぽつんとラブホテル出てきただけで???あのホテルにも男と女がいるんだなー、女の人きっとこんなこといってるんだなーって想像して、こんな色気出してきちゃいます?????
前半と後半の色が違いすぎて、ちょっとタイムが欲しかった。
神木くんは青年になっているのだ…。


「男たちは」
「女たちは」と対照的な詩を森さんと読むんですが、哺乳瓶とか、住宅ローンとか、愚痴とか、俗世間的なワードがちぐはぐな感じがして面白かった。
読む本人たちとは違和感ないんだけど、それまで読んできた詩とのテンションの違いが…
神木くんが住宅ローンとか言ってるの面白くない?
「あるに違いない別れの朝まで」と言い切るところよかった。確信した目で、さらっと言うの。


「時の配達人さんへ」
最後の「時の配達人が来るのを待っている」って言うところ、さすがハンサムフェスでもメインどころ担当した神木様ですわ…といわんばかりの堂々とした締めでした。



「彼女は今全力で」
神木くんが一人で読む、今回のテーマの詩集には未収録の、7歳さちについての詩。
すべてを許す少女の度量が大きすぎてびっくりだわ。でもその「許す」っていうのが、少女だから持てる観点で面白かった。
この少女が持つ独特の視点を神木くんが表現するの、お兄さんが少女について話しているようでほっこりした。


「あなたに泣いてほしくて」
こちらも未収録だけど、一番この詩が心に来た。ストン、って納得できた。
「あなたが生きているので生きる 」って神木くん(たぶん…むしろ守ろうとして~の方だったかな?)が言ったとき、うわあああってなった。
「あなたを見ていたいので生きる」って江國さん(たぶん…)が言ったとき、とどめ刺された。
奨悟くんが姿を消した二年間は仕方がないって諦めて、そして今復帰して活動している奨悟くんを見ている身からしたら、わたしじゃんっていう。
まあ、この文の威力がすごくて。あなたがいるから生きてるんだよね。
そして、「ちゃんと死ぬためにちゃんと生きなきゃ」ね




恥ずかしながら、神木くんはこれ!といった役をあげられるほど作品を見ていないので*1、わたしはなんともいえないんですが、「放っておいてください」 の孤高な詩人の神木隆之介がめっっっっちゃ好きだし、「302」 では新幹線の車窓から見つけたラブホテルについて詠む神木隆之介から、着実に大人になっていくところを見せつけられた気がする。
正直、この2篇を神木くんが詠んだとき、あっ、神木くんはもうこういう表現できるステージ、段階に立ってんだ…ってショック受けました。
阪本くんでこういう表現見れる日はいつ来るんだろうか…と、神木くんのファンが羨ましくなってしまった。
隣の芝は青いというけれど、羨ましいもんは羨ましいんじゃーーーー!!!!
阪本くんにも海外ロケでシャレオツ街中でシャレオツなお写真撮ってほしいんや…!!!
と、ひとしきり羨ましがったところで、神木くんの魅力は、やっぱりお芝居だなと改めて思いました。
写真集をさっき一通り見て読んだんですけど、神木くんは思ったよりフォトジェニックじゃないなあというのと、感情を乗せて言葉を発するのがわたしの好きな神木くんだなと。
何かを伝えたいんじゃなくて、とインタビューで話しているところが好き。自分を通すことで感情を揺さぶりたいってかっこよくない?自分の表現に自信がないとできないことよね。
詩を読むときも、そっと本から目を話す目線がさりげなく意味を持つ感じ、神木くん得意だなあと思った。少しどきどきしちゃう。
一方、森さんは直立不動型なのに対し、神木くん割と動くから、視覚的にはここが面白かった。大げさな感じじゃなくって、普通に話すように体が動く、というニュアンス。
あと、自分のパートが来るとき、薄く口を開けて息を吸ったり、まばたきが多くなったり、唇をなめたりするもんだから、あっ、次来るんだな~とわかりやすかった。笑


神木くんは特に絡んでないけど、いいなあ、と思った詩は
「十二月の鏡」
美容垢と呼ばれる、整形含めて美しさに貪欲な人のツイッターを見るのが最近好きなんですが、その人たちはどんな感想を持つんだろう?
演出がよかった。
額縁を持つ加藤さんを、始め青白く照らし、続いて暖色系の色で照らし、再び青白く照らして震える女を表す…。
加藤さんの表情の変化がリアルで、美しいがゆえの悲しさ、もっと美しく、幸せに見えるようにならなきゃって悩む寂しさがあるように思った。


……
初めて朗読会なるものに行ってきたんですけど、存外楽しかった!
でも正直、聞き心地の良い声と音楽が、暗めの空間でこれでもかと提供されるから、睡眠不足だと眠くて眠くてつらいと思う。
前の席の関係者達、めちゃくちゃ舟漕いでて、がんばれ…がんばれ…と密かに応援していた。
朗読会だから大きな体の動きがなくて、前半は小道具がバンバン出て、ただイスに座っただけの後半はわりとつらかった。
表情見れる距離だったら楽しいけれど、それ以上離れちゃうと見れないからね…
わたしはたまたま前方席で見やすかったので、すごく貴重な体験ができたんじゃないかなと思う。


今本命の阪本くんの情報は特になし、お金を使う場所も特になし、なのでハンサムたちをほいほい見に行っているんですがそろそろ止めてほしい…
だけど今回の朗読会はほいほい行ってよかったなーと思う現場でした。
神木くんの舞台演技もいつか見てみたい、ね。


月曜日からこんな夜更かしして書くもんじゃないとわかってはいるんだけど、書いちゃったよね。
明日のわたし、生きてるかな…

……
「あなたが生きているので生きる 」

*1:大人神木でまともに見たの、WOWOWドラマ「変身」くらい