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(*゜ー゜)ノシ<こんにちば!

昔のライヴレポは若いときに書いたので察してください

【感想】舞台「パタリロ!」

今更…だけど感想あげておきます。
2018年の続編が今からとても楽しみ!
三回見たんですが、全く飽きることなく楽しかったー!
今、dアニメで配信中らしいけれど、円盤待ちです。でも配信見てもいいかな…と思うくらいおもしろかった。


ゲネプロ終わり、ツイッターでバンバン濃厚なシーンのお写真が平気で流れてきたとき、正直ギョッとしました。
もともとそういう漫画だとは知ってはいたけれど、あまりにもあけすけな表現だったので、刺激強すぎないか…とドキドキしながら見に行きましたが、なかなかどうして濃厚なシーンとただただおもしろいシーンがいい感じに混じっていてすごくおもしろかったです。
さなちゃんすごいよさなちゃん…



舞台パタリロは、舞台化発表されてから絶対見に行こうと決めていました。
原作はすべてではないですが、実家に何冊か単行本があり、子どものときに繰り返し読んでいました。
バンコランの叔父とマライヒのやってることが理解できなくて母に聞いたこともあるなあ…(遠い目)ちなみに回答は「大人になったらわかります」でした。それで納得していた自分…。


ストーリーはいくつかの初期エピソードが組み合わさり(物販でも販売されているベスト版にも収録されている)、最後に次回予告(スターダスト計画)のお歌を歌って終わるというもの。
ツイッターで流れてくるゲネプロの記事や写真では、バンコランとマライヒのキスシーンやそういうシーンが載っていて、「ひぇぇぇぇ」とずっとおののいて終わってしまったらどうしようと不安だったんですが、構成にしてやられた!って感じでした。
序盤、バンコランがキスする「フリ」をして悪者を落とし「まったく罪な唇だ」といい、それを受けてパタリロも悪者にもろにキスをして同じセリフを言うので(ちなみに悪者は失神する)、なんだ~パタリロもキスするんだ~そういうノリね~理解理解~と思っていたし、バンコランとマライヒのデュエットソングにおいてはバードキスのような軽いものだったし、「記事には濃厚なラブシーンとか書いてあったけど全然余裕や~~~」と油断していたら、バラ園の絡みはバラしか咲いてなかったし(???)、最後の二人の別れ際のキスがもう軽く十秒は超えるもので、あっえっ、油断していてごめんなさいってなりました。
バラ園でマライヒがバンコランの上にのっかるとき、もう言葉にならずただ息止めていたんですが、隣の人は笑っていたので、これはなかなかおもしろい反応の違いだなとぼんやり思いました。
結構笑っている人がいたので、ギャグとして捉えられたのか、それとも恥ずかしくて思わず笑ってしまったのか、理由としてはそのへんでしょうか。わたしはとても笑う余裕なかったですけれども。
このときのマライヒの目の伏し方がいろっぽくてさなちゃんすげえと思いました。
そのあとのシーンの何十秒ものキスのあとに、それを見ていた外交官がマライヒを誘導するときよろめくので笑いが起きるんだけれども、ここがあってよかったなあと思いました。それまで、えええこれはどう反応すればいいんだ??とグルグルしちゃうけどでも目が離せなくって…とおろおろしていたら笑いの落とし所つけてくれたからよかった。


メタ満載のギャグ漫画だから、冒頭で「昭和のマンガが原作だから、過激な描写や差別的表現もあるけど、よろしくね!」と堂々といいのけていましたが、パタリロらしく作者や他のマンガのキャラクターが登場しても、全く不快に感じることなく観劇できました。
別に悪いってわけでもないんだけどなんか気があわないなあ…というギャグや空気を出してくる舞台も世の中にはいくつかあるけれど、パタリロはかなり際どいものを繰り出す割に消化出来ないものがいっさいなくてただただ楽しかったです。
特に違和感を感じることなく原作を楽しんだ感覚を、舞台でも感じることができて嬉しい。


個人的に好きなギャグは、タマネギたちがパタリロを「殿下!」と呼ぶ中バンコランが「便器!」と呼ぶところです。
そのあと、「なんだ、前よりピンピンしてるじゃないか…いや、ピカピカか」といってタマネギたちがうまいとやんややんや騒ぎ、ギャグが受けてご満悦なバンコランの顔おもしろいからみんな見て。


楽曲もすばらしいです。
ワンフレーズを繰り返すのが多いから、くどいなあ…と感じていましたがクセになってくる。
9曲ありますがどれもインパクト大。
プレイボタンが物販にあったのでかなり悩みましたが買わなかった…でも買えばよかったかな。CDや曲配信だったら即決なのに。
パタリロ!テーマ!」は、パタリロと連呼してるんだけど、色彩感が独特な原作っぽくて、華やかで好きです。振り付けもかわいいしパタリロっぽい。パタリロが手の先まで意識して踊っているところが好き。
「ビバ!花とゆめ」は、頭から爆笑をかっさらっていて瞬間風速がすごかった。名作のタイトルがコールされるんだけれど、振り付けもなぞらえていてただただ楽しい。「あとパタリロ~」といってポーズとるのがいい。
「キラー バンコラン」のサビがすごく好き。バンコランを連呼してくるのがいい感じに頭おかしい。そして「そこの美少年~全員美少年~」とか意味わかんなくない?!でも浮気性のバンコランっぽい。
「あの人」はマライヒがバンコランを思う歌でキュートだった。目の伏し方、指先、手を交差させるところ、美しいというか、キュート、でした。さなちゃんすごいよさなちゃん。
「タマネギ部隊のテーマ」は、オニオンヘッドって言うところが好き。けいちゃんの「~なの?」ていうところかわいすぎる。後ろの映像もポップでかわいいし、デキる美少年たちなのにおまぬけなところがタマネギだよね。
「恋のスナイパー」は、デュエットソングなんだけど、つねさんって歌うと声が高くなるししゃくりあげる?傾向にあるから、このときの歌声の、マライヒとの声のバランスと、本人の見た目とそぐわない印象を受けました。でも一周まわっていい感じがしてきた…。このときのマライヒは恋できらきらしていてめっちゃかわいい。
クックロビン音頭」いわずもがな!という感じです。マライヒが口ぱくで「ぱぱんがぱん」って言うのぎゃんかわ。すんなりこの曲を出してこないところが憎いよね~~~~
「次回予告だ!NEXT!」は、挨拶と合わせてメタネタも絡めて大団円に終わるところ、ハッピーしか溢れていなくて本当に楽しかった。「こういうノリの漫画なんだけど、わかったよね??」という趣旨で始まるの、原作未見の人に向けて、かつ続編見越しての言葉だと思うんだけど、こういうの入れられるのがパタリロだなあと思いした。
「このあと(スターダスト編やったら)二時間半だと足りないよ」とか「キャストが持たないよ」とか歌わせるのおもしろい。
あとマライヒの「僕の美しさわかったかい?」て言うところめっちゃかわいいから見て。さなちゃんすごいよさなちゃん。



パタリロ、バンコラン、マライヒが登場するとき、大体客席が息を呑んだりどよめくのが楽しかったし納得でした。
バンコランの登場時、周りの席の人がどよめき、拍手を送る人が多かったようなんだけど、いやわたしも思わず拍手しちゃった。ビームをだしながらさっそうと登場するつねさまのバンコランだよ??
そこにバンコランいるんだよ???え、おもしろくない????(かっこいいという言葉の前に出てくるのが
「おもしろい」)
颯爽と現れたマライヒがあっと言う間にバンコランに心撃ち抜かれ、「きゅるるるん♪」って音を纏ながらターンするの、かわいいけれどおもしろくない???
そしてパタリロは言わずもがなおもしろすぎた。
加藤諒くんがいたからこそパタリロが2.5次元になったのだと思うし、感謝でしかない。
等身も表情も本当にパタリロで、ずっと爆笑できました。タイムワープするときずっと白目で動くのすごい。
ただ、セリフ量が多いのと叫ぶところが多いせいか、セリフが安定しないところがちょこちょこあったのが少し残念。
いやでもすごい熱量で客席を圧倒させていたのがさすがでした。


まあ、あと欲をいえばさなマライヒちゃんの体格ですよね…
つねさま細いから、マライヒもう少し細身だったらビジュアルバランスとれたのに、そこが惜しいなあって思ったし、パッと見キツいかなあとも思った。
だけどさなちゃんすごくよく動ける子だから、アサシンマライヒがすごくかっこよくて惚れ惚れしました。もうバッタバタ敵を倒していくのかっこいい。


魔夜メンズも素晴らしかったです。
特に好きなのは「魔夜メンズは考える~」の場面です。美しいのにゲラゲラ笑えるくらい面白いのってどういうこと。
真面目にはけるときまで笑いかっさらっていくのずるい。




お客さんは年齢層高めに感じました。原作ファンも多いのか、御夫婦連れで来られている方も多数。
そのためか、ガラスの仮面ネタの食いつきがすごくよかったですね。
恥ずかしながらわたしはまったくわかりませんでした(^o^)でも楽しかったよ!!





ところで、マライヒがダイヤモンド機構の手先であるという証拠のバッヂを示しながら「昨夜お前を愛したとき」とか、「乱暴に服を脱がせるフリをしてとっておいたんだ」とドヤ顔で話すバンコランいちいちおもしろすぎないですか。