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ゆるくしぶといファン

浪費図鑑を読んで~「課金」よりも「集客」の方が、モチベーションに繋がる~

某展示イベントにて、200冊中50冊あるという推しのサイン本を当てるべく2冊購入し*1、ハズレを引いた後、イベントスペースの真ん前 アニメイトで「浪費図鑑」、買ってきました。なかなか趣があることするやろ???
※ちなみに友人と2冊ずつ購入したのですが、彼女は1冊当てていたので当選率は妥当でした。


同人誌既刊2刊(浪費、美意識)を既に購入していましたが、浪費の商業版では丹羽庭先生と竹中夏海先生のコーナーがあるということで購入。
同人誌版ではめちゃくちゃ小さかった字が大きくなって読みやすくなっていたり、エピソードも改訂・新規追加されていたりで、買ってよかったなあと思う。
もっともっとえげつないお金の使い方やガッツを聞きかじることは多数あるので、そういうエピソードに比べたら金額のパワーは弱いのかもしれないけれど、書き手の皆さん上手くてとてもおもしろかった*2


若手俳優で浪費する女」は、プレ話についてでした。このエピでは費用対効果が良いので、一見幸せそうなヲタ活してきたんだなってみえるんだけど、うっすらかかる闇を感じられて味わい深かったです。淡々と自分を冷静に分析している文章だけど、プレゼントを使ってもらう快感が忘れられなくて、まだそこに残る執着心が面白い。


同人誌、商業版通じて「あんスタで浪費する女」が一番印象深い。
課金厨がどうしてそこまでカードにこだわるのが謎だった。
たかがデータなのに,カードを集める意味がわからないと思ってたけれど、読んでもさっぱりわからなかった。
集めたいという情熱はめちゃめちゃよくわかった。
しかし、なぜ、集めたいという対象が、アプリの、カードのデータ、なの…??っていう。
それだったら「乃木坂46で浪費する女」の握手会は常に新規スチルで撮り下ろしボイスの方がわかるというか、しっくりくるというか。だって、データはいくらでも複製できるけれど三次元は記録が入っていなければ自分が記憶するしかないじゃない…??
とはいえ、このあんスタでカードを集めたいと思う理由が真っ正直過ぎて、あっ、それ言っちゃうのね…となった。笑
ガチャの課金額を傍から聞いてたら、「えっ、やばくない??…冷静に考えなくてもめちゃめちゃやばくない???!!!!」って驚くけれど、いつ自分も同じ道を踏むかわからないので人の課金は笑えません。


前置き長くなった。
竹中先生のインタビューで、ずーーーーんと来た言葉があったので紹介します。

「課金」よりも「集客」の方が、モチベーションに繋がるみたいですね。

いいねよりリツイートの精神

ここで、冒頭のサイン本の話に戻るんですけど。
イベント最後の三日間に発売されたサイン本、推しのだけ圧倒的にくじが引かれてませんでした。
サイン本販売開始一日目の夕方、二日目の夕方にそれぞれ見たけど圧倒的に引かれていませんでした。
他の方のくじはなくなっていたり、1/3以下になっていたのに、推しのだけ、全然。
ファンの母数が少ないのか、それなりにいるけどサイン本に価値を見いださないのか。
わたしは、サイン本販売2日目、「チャレンジしない??」って何回も身内に聞かれたけど買いませんでした。

「課金」よりも「集客」の方が、モチベーションに繋がるみたいですね。

この言葉がどうも焼きついてしまって、追加購入しようって思えなかった。
……そりゃそうですよね!ド正論ですわ!!ムック本(複数の俳優さんの写真とインタビューが掲載されている)に課金するより、歌を気に入ってライブに自発的に来てくれる友人を増やす方に使命を感じましたもん。*3
たとえば、25買うファンが8人いるのと、2買うファンが100人いるのでは、後者の方が集金が安定→活動も安定しそうなイメージを抱きますが、実際のところそうだと思う。
推しのファンが具体的にどういう層で構成されてるのかは、全国飛び回ったり全てのイベント行っているわけじゃないから、まったくわからないんですけど、それなりにいるとはおもう。おもってる。
だけど、メジャーデビュー前のイベントでは、彼目当てのお客さん、つまりファンが、あんまり…その…増えてるっていう実感が…ない…。
ま、メジャーデビュー前だもんね~と思ってたけれど、彼が大先輩にぽそっとラジオでこぼしていたのを聞くと、いやー本人もわかってたかーって感じ。*4
関東とはいえ僻地のモールライブはほぼいつもの顔だもん。


時間とお金を彼にかけようという人が増えないと、わたしが非常に困る。


わたしは、シンガーソングライターであり俳優である彼にファンが増えてほしい。
理由は以下の通り。
・音楽は一定数のファンをつけなきゃ活動続けていけないと思っているので、彼にはなるべく音楽を続けてほしい。
・ていうか、もう姿を消さないで欲しい。心臓に悪い。
・あと2~3年したらわたしは地元帰って茶の間になる予定だから、茶の間で全然楽しめるくらいの人になってほしい
・ゆくゆくはましゃのようにFC一期生限定ライブを開いてもらい、古参と生存確認し合いたい


まっ、三つ目が一番大きな理由なんですけどね!
全国ツアーあるから 東京遠征しなくっても年に何回か生で拝見できる、っていうのが理想。


…と、ここまでぐちゃぐちゃ考えてから行き着いた結論は。


わたしはサイン本に価値をあまり見いだせなかったんだなあってわかった。
「浪費」というのは、外から見れば無駄遣いであっても、本人にとっては愛をそそぐことであり、わたしにとってサイン本チャレンジは愛をそそぐ行為ではありませんでした。*5
どちらにせよ、2ndシングル発売も決定したし、これまたいーーーーーっぱい買うことになるんだろうけれど*6、大好きな人の、大好きな歌に、ひいひい言いながら稼いだお給料を浪費できるんだから、人生って素晴らしい。
楽しく使った「生きるための必要経費」なんだから反省はしても後悔はしません。
部屋の隅に行き場を失ったCDの山を見ても後悔はしません。*7
ところで、「生きるための必要経費」って言葉のセンスがいいですよね。単なる生活費とは違う、別次元で必要な経費。


お仕事バリバリやりながら、秋にある昇格試験も受かって、来年度の給料上げましょう。
今年も来年も、楽しくお金を使っていきましょう。
来週から始まるモールライブ編楽しみ~~~


全然話変わります。
最近クリミナルマインド*8を一気見してるんですけど、自分がプロファイリングされたらなんて言われるのかな~って考えてる。
「部屋の中は散らかっているが、ここだけ(展示コーナー)はきれいにしてある」ってロッシに言われたり、それを見て「年下にお熱なのね」ってエミリーに言われるんだろうな~~~~一応年上にもお熱なんだけどな~~~~~


おわり。

*1:1会計につき2冊まで

*2:今回の本の趣旨は使用金額の大きさうんぬんじゃない

*3:けれど、わたしにはトーキョーの友人が少ないので、貢献できひん…ごめんなあ…

*4:わかってないのも問題だが

*5:チェキだったら狂ったようにチャレンジしてた

*6:初回盤の美しさが半端ないので初回盤をひたすら購入しそう

*7:地元の友人に会うとき配り回ろうと思っていたけれどお盆は海外遠征キメていたので年末にリベンジする予定です

*8:めちゃめちゃ有名な海外ドラマ。犯罪者をプロファイリングすることで事件解決を試みるFBI捜査官たちの話