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ゆるくしぶといファン

春をぶち抜く(堀川国広見せ場メモ①)

GWいかがお過ごしでしょうか。
わたしは、当初の予定を大きく上回る数のチケットを手にTDCに通ってます。
まーじーでー春をぶち抜いてるよ。
夏をぶち抜く55公演が幻になったからといって*1、煽り文句に入っていないのに勝手に春をぶちぬく予定です。


結局、当初の予定の何倍やねん…という回数を見ることになりそうで、通帳残高見るたびに震えています。
さようならわたしの冬ボ。
刀ミュ決定したときに使い道決まったでーーー!と盛り上がってはいたけれど、あのときは確かに冗談のつもりだったんです。
こんなに同じ話を見るなんて思ってなかったんですよ。
だってシングルキャストで多少日替わりあれど同じ話だよ?!
舞台は生ものだって認識しているけれど、こんなに何回も見る側に、まさか自分がいくとは思ってなかった。


舞台は生もの。知ってはいたけどわかっていなかったこの言葉。
ちょっとしたセリフの言い方、目を伏せたり手を伸ばす角度、微笑みの具合、歌のビブラート…など…。
毎回どれも少しずつ違ってくるし、表現が変わればこちらの物語の解釈も変わることもあります。
自分の好みドンピシャのときもあれば、う~んちょっと違うなあってときもある。



というわけで、堀川国広の見せ場メモ第一段でーす。(唐突)

安定との手合わせ

「よろしくお願いしまぁーす↑↑」
一部が始まり、堀川の第一声。
阪本さん演じる堀川は「青年」というイメージなので、この、少し生意気で、子どもっぽい言い方に始めは違和感がありました。
公演を経るに連れ、しっくり来る着地点を見つけられた気がする。

「かたちあるもの」

陸奥守が、かつての主坂本竜馬が亡くなるのを目の前で見ても淡々としていることに、違和感を覚える和泉守。
「お前も見ただろう、近藤さんが亡くなったときの長曽祢さんを」「うんっ…!」
この言葉で、これは幕末天狼傳の後のことだとわかります。(そしてしょご堀は二振り目ではなく、単なるキャス変であることもわかる)
陸奥守には心がない、と言い切ったあとで、自分もモノなのに心を語るのか、自らを皮肉り、立ち去る和泉守を見送る堀川。

形あるもの 形ないもの
ここにあるもの いつ手にした
この身朽ちれば どこに行くもの
元よりここにあり続けたもの

揺れる水面 映るただ影
掴もうとしてもすり抜ける もどかしさ
揺れる海面 寄せては返す
掬おうとしても こぼれゆく はがゆさ

堀川の存在を示すのは書簡一通だけで、実在していたかもわからない、不確かなもの。
顕現したとはいえ、この身が滅びれば自分は次にどこへ行くのか。そもそも自分は何者なのか。
一方、陸奥守は坂本竜馬が亡くなったときにその手に握られていて、存在は確かなもの。
だけど当の陸奥守は、元の主の死を目の前で見ても、飄々としている。
この歌を聞くと、堀川は普段見せないが自分の存在を常に疑問視しているんだろうなと思います。
巴とは別種の、自分の存在の不確かさ。
朗々と歌い上げていたのが、最近は「抜き」がすごくいい感じに聞こえる。
「はがゆさ」の切ない感じが、いい。


また、歌詞後半は堀川国広海洋投棄説を受けているのではと意見を見かけましたが、青いライトに照らされて(むすはじは全体的にライトが青っぽい)歌う堀川くんは切なくて美しい。
なんとなく情景として、池か川か何かの水面に映る自分の姿を見ている堀川を思い浮かべていたんですが、投棄説を知ると、水の中から水面に映る自分の姿を見ているのか、でも「掬おうとしても」と歌っているのだから、やっぱり外から見ているのか。
(投棄説自体ガセだろうとなんだろうと堀川は美しい)

陸奥守と和泉守の関係性を心配する

一緒に出陣していた巴に陸奥守と和泉守の様子を尋ねる堀川、さっきまで美しく切なくアツく歌っていた姿はどこへやら、すっかり世話焼き堀川くんになっていて、切り替えがおはやい。
「兼さん…あっ和泉守兼定と…」顕現したばかりの巴にわかるように言い直すときの「あっ」って顔としぐさがあざといので、そりゃあ確信犯でコーレスで噛むよね!っていう堀川くんです。
巴「物語というやつだな」堀川「そう…なのかな?」不思議そうに考える堀川くんかわいい。

出陣

今回の敵の目的は「土方歳三」と知らされ、思わず前のめりになる二人。
和泉守「そうはさせねぇよ」堀川「そうだね」
前を見据えたまま鋭い表情で応えるのがとてもかっこいいし、この人たちは男士なんだ、と改めてわかる。
それまで「お手伝いなら任せて!」とか、「兼さーん!」とニコニコ手を振っていたのに、真剣な顔見せられたら…ギャップよ…
とギャップにくらくらしていたら、
堀川「それじゃあ僕は、隊長をお世話する副隊長をお世話することにしまーす(にこにこ)」
ってだからギャップよ…。わざわざ巴と和泉守の間に移動する堀川くんかわいすぎませんか。あっ、ご存知でしたか。

メイン曲 刀剣乱舞

初見のとき、イントロ2小節ほどで一気に鳥肌が立ちました。
スッと体を引く感じが、DVDでしか見れてないけれどテニミュでのダンスが思い出されて、長い時を経てもう一度ダンス見れるんだっていう現実に興奮するしかありません。
「闇討ち暗殺お手の物!」と得意気に言うのがかわいい。時々、言い終わった後口を結んで走り去るのもかわいい。





とりあえずここまで!
実家でやる気出たら続き書きます笑笑 

*1:公演中止になった進撃の巨人…。一年このネタ引っ張ってる