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阪本奨悟ワンマンライブ2021「=∞」(配信)感想

※配信ライブの感想です。

2年ぶりのワンマンライブ

今年の1月に予定されていたライブが延期されたため、実に2年ぶりのワンマンライブでした。
めちゃくちゃ行く気満々だったんですが、東京の感染者数が猛烈なスピードで増加していた時期だったので、ライブハウスに行くだなんて、と案の定家族から止められました。
文字通り泣く泣く配信で茶の間していたんですが、全然満足させてくれるくらいの充実度でとてもよかったです。


画面越しでも奨悟くんの持つパワーというか、情熱がひしひしと伝わってきたため、現場主義の負け惜しみを差し引いても、配信でも遜色なかったと思います。
行けなかった悔しさや負け惜しみはあるけれど、今までの配信サービスで一番満足感がありました。

スタイリング

茶髪に、耳のところだけ赤くカラーしているのとてもかわいかったですね。
白いシャツ(に白の刺繍かな?)に黒のパンツでシンプルだけど、最近リングにはまっているらしくシルバージャラジャラで、新鮮だった。

セットリスト

鼻声
無限のトライ
砂漠のレース
パラレルな関係


MC
1部:永炎/2部:恋してる
わがまま
無色
MC
1部:bloom 〜心の花〜/2部:しょっぱい涙
大革命
=+
太陽ランナー

アンコール
風の声※新曲
宝物
MC
人生のピーク

鼻声

この曲ほどそのときどきの阪本さんの力量というか状態を見るのに適した曲はないなあ、と毎回思う。
メジャデからずっと歌われ続けているけど、1曲目らしくアレンジしすぎず、だけどこの2021年7月27日の阪本さんの表現をのせてくれる魅せ方でよかった。
もうちょっとビブラートかけたり母音を残す歌い方が好みなんですが、全然よかった。
コレは28歳の鼻声です。
1曲目から聞いて思ったんですけど、いくつか舞台を経たせいか今までのワンマンとは違う歌い方で新鮮だった。
喉を開くというか、低音の安定が増してる。ヲタクとも言ってたけど次のフェーズに入ったように感じる。

無限のトライ

赤と青の照明でチカチカするのかっこいい。
低音で歌うところがいい。かっこいい。エレキをギュンギュン鳴らしていて、かつてのエレキ少年が成長してエレキ青年になってるって感じ。
この曲で、「顔がいい、それに伴い画面が強い」とアップのときに思いました。
以前は粗削りで自然、そのまま尖っていたけれど、現在は研磨されて尖っている感じ。でも野心は忘れてないよ、っていう。
白いライトで照らされたときも照明にいっさい負けず…いや肌が白いので飛びまくってるけれど、照明に全然負けない眼力と顔の良さが際立っていました。
元美少年、現美青年って肩書だわ。

砂漠のレース

繋ぎがかっこよ!マイク片手に歌うスタイルへ。
前曲に引き続き青の照明が映えますね。インサイト(違う)がカッコヨ~~~~
「社内パパラッチ」からの表情がよい。
「わァ↑ずかな」とか、裏声の使い方がよい。
間奏入ったところの照明がピンク?紫っぽくなるのいい。物語のクライマックスが迫ってくるような静かな勢い。
「1が10へ 10が100へ~」のところ、眉を顰めたり腕を前に伸ばしたり、画面に映える阪本さんの可能性に震えたね。
映像仕事してほしい。


「今日を生き抜け!」
ライトチカチカの中でのフェイクよ。
やっぱりセンターが似合う男だね!

パラレルな関係

ここで来るかアコギ~~~~
青い照明に黄色いペンライトの組み合わせ可愛い。お花畑みたい。


白いライトに照らされて初めて耳のところの髪の毛だけ赤色に染めてるのに気づいた。


この曲で、舞台で演じるのではない、めちゃくちゃ見たかったワンマンの阪本奨悟が出てきた実感がする。
(いや…最初から出ていたんですけどね)


「しっかりとォー!」のオの響かせ方が好き。わたしの好きな阪本さんの歌声ですわ。


ラスト、バンドがジャーンしたあとの阪本さんの発光具合すごない?

激浪

激白から入るわけですが、思いませんでしたか?
「朗読劇出てくれ」
劇でもいいけど、昔神木くんが出てたような詩の朗読会でもよいな。短い文章だけど感情が凝縮されているようなもの。


歌い出しに向かうまでのステージの支配っぷりがすごかったので、生で見たかったなと。
スタンドマイクで感情たっぷり歌うのいいな。


後ろが青の照明、本人は赤く照らされてるの大正解過ぎる。
「僕は見つけた」表情が良い。
目を真っすぐに見据ええるのがいいですね。
1曲を通して1つの物語を演じるのかっこよすぎんか。
この曲でもラスト、バンドがジャーンした後の阪本さんの三白眼っぷりがすごい。

MC

ペンライトでしょごばんはのコーレスしてた。
お仕事わざわざ休んできてくれてありがとう、と言ってくれるの地味にうれしいね。
また、最近の舞台仕事を並べ、見に来てくれた方いますか?とか。


IWGPの役柄を受けて、「娑婆に戻ってきました~~~!出所祝いのライブです~~~!」っていうの阪本さんのセンスやっぱり好きですね。

1部:永炎/2部:恋してる

鍵盤曲だ~~~!
個人的感想ですが、この曲を聞くと自分のブラック部署時代を思い出すね!
この曲も画面っょっょで、二重大勝利でした。奨悟くんの顔の美しさやばいよな。天井知らずじゃん。(ここまで毎曲思っています)


あまり語尾を伸ばさない歌い方もいい。
泣き節っていうんですかね?「君の笑顔が」の「が」の前に「ン」を入れるとか、そういうところも好き。
恋してるのKとSの子音発音強めなのもいいし、語尾が抜けていくのもいい。
緩急ついてるからやさしいだけじゃなくて、なんだか強い意志を感じる。


って思ってたらルーパー使っててびっくりした。確かに使うならこの曲かあ…と。
鍵盤でのルーパーは新鮮でいいですね。
曲が作られていく過程が見られるような贅沢ですね。
曲で描かれるストーリーとはまた違うストーリーを二重で見られる感覚。
「恋してる」の「こ」で下唇巻き込むのかわいい。

わがまま

スタンドマイクにて。
奨悟くんが片思いを歌うの、毎回似合うなあ、と思っている。
チャンスはいくらでもあったのに、取返しつかないところまで進んでしまって見守る選択肢しかない、陰の雰囲気がよい。
全体的に白ライトで照らされて、神々しいまで美しいのに、どこか情けない男子の歌で、奨悟くんにしか出せない表現だなあと。


この曲のとき、あまりにもう画面が美しすぎたもんだから、雅治先生のライブを見に行ったときのことを思い出した。
カメラとそれを映すスクリーンが優秀過ぎて、ライブ会場じゃなくてWOWOWでお家で見たらええやん?と感想を抱いたなど。
(褒めています)

無色

再び鍵盤へ。
バンドが入るから、華やかになるんだけど、それでもまだ静かで、でもちゃんと情熱がある感じ…。
白と青の照明なので、シンプルに阪本さんの美しさを引き出しててすごい。
塩かけただけで十分な食材級(たとえがとても下手なのは自覚しています)
ライトに負けない端正な顔の作りだなあとしみじみしました。


阪本奨悟を一曲で紹介するなら、めちゃくちゃ悩むけど、わたしなら現時点ではこのライブの「無色」だと思う。
ギターでなく鍵盤曲で?という感じだけど、ビジュアルと歌詞と曲調とパフォーマンスひっくるめたら、わたしの好きなポイントの原点が詰まっているんだよなあ。


役者もやっているとはいえ、奨悟くんはまだまだ何者にでもなれるんだよね。改めて実感させてくれる一曲。


あとこの曲は個人的にペンライト触れないから、カメラが引いたときにペンライトの光が見えて、現場に入ってたらイライラしてただろうな…と思いました。
怪我の功名だな!(くどいですが負け惜しみではありません)

MC

バンドメンバーの紹介。
変則手拍子を煽りながら、難しいやつを冗談でかましてくるSっぷりは健在でした。

大革命

発表当初からアニメの主題歌ぽいと言われていましたが、疾走感あってやっぱり主題歌ぽい。
この曲まであんまり「か、かわいい~~~」と感情抱く暇もなくかっこよさと美しさがダントツだったんですが、さすがにかわいかった。
マイク片手にぴょんぴょん跳ねながら歌ったりとか、ロック小僧みたいなかわいさを今更後半に出してくるのズルない?
「今↑一番」のところ可愛すぎる。


「さあ!放て」のところ、さわやかで元気で力強くてただの週刊少年ジャンプの主人公だった。

2部:しょっぱい涙/(1部:bloom 〜心の花~)

今まで一番のおしゃれイントロ!
しょっぱい涙は聞きすぎて、好きとか通り越して血肉になっているので、聞くとなんかようわからんけど沸き立つ。


「君が」でまっすぐ指さすのかっこよすぎて好き。
鼻声はアレンジ控えめだったのでこれもそうかな?と思ったら、崩しすぎずアレンジされていて良い塩梅でした。
前曲と違う主人公感がある。
「どうしてぇ」とか「ちゃぁんとした」とか、ねちっこさ控えめの癖に気持ちゴリゴリで最強じゃん。


独りよがりの青い感じはまだまだ持ってるんだけど、一歩大人になって俯瞰できてるしょっぱい涙と感じた。
好きじゃん。

=+

そして鍵盤へ。しょっぱい涙からのクールダウン感すごいな。

太陽ランナー

チカチカライトの中鍵盤から移動してエレキギター
赤ライトの中のエレキ…これは…これはわたしたちの大好きな阪本奨悟です。(断言)


足踏み鳴らしながらギターを弾いたり、手を前にのばしたり、かっこいい。
一方的に主張しているようで、こちらに寄り添ってくれると感じたところがあってびっくりした。


「地面を蹴る」で下を指さすのかっこいいし、大の字に腕を広げるのすごくよかった。
さすがセンターが似合う男。


step~のところは現場で腕振り上げたかったですね。
はやくそういうことができる世の中になればいいんだけれど…。

アンコール

バンドメンバーもおそろいの、グッズの長袖Tシャツを着て登場。(暑そう)

風の声※新曲

その時々で心情を描く楽曲を披露してくれるの、ファンとして福利厚生(?)が充実しているなあ~と毎回思っています。
さわやかだし、歌詞の一行目からもう今の、2021年初夏の阪本さんの心情が描かれていてよかった。
ある程度キャリア積み重ねて、次にステージを選んだ人間が歌える歌だ…。
年齢を重ねたからこそ、ってやつですね。


あとは、わたしへのエールとも捉えました。(勝手に解釈しがちなヲタク)
ラスト、手を胸の前で組むの神々しすぎた。絵面として完成しすぎでは。


わたしは目撃していないんですが、この新曲は数日前にブログに誤爆したらしい。そういうエピもついてくるのがしょごさんらしいな。

MC

こうやってライブするの楽しいね、って言ってくれるの、なんかいいですね。
東京以外から来てくれたっていう人いますか?とかわりとセンシティブな質問をさらっとしちゃうとこも好き。

宝物

エメラルドグリーンの照明!


最後感情を抑えきれずにいたのが、こちらまで響いてきた。
それがもう答えだしこの曲の感想でもある。

MC

このまましっとり終わらせるのかと思うと、明るく楽しくお別れしたいと言ってくれるの泣いちゃうな。

人生のピーク

照明があめちゃんみたいにカラフルでかわいかった。黄色×ピンクとか。
宝物を聞いているときにメモをとらずとも抱いたポエムを吹き飛ばす「しょごたん」の可愛さよ。
かっこよさも美しさは言わずもがなだけど、可愛さもしっかりその年齢ごとに更新してくるのすごない???


フェイクのところ、聞いていて心地がいい。
「繋いでみたり」のななめのポジショニングかわいい。


1曲1曲をかっちりパフォーマンスというお仕事をする奨悟くんも魅力的だし、心から楽しんでる奨悟くんを見ることができてヲタクは満足です。

MC

「僕のエンターテインメント楽しみにしていてください!」で締めるのがとてもよかった。
役者も音楽もぜーんぶやってくれるってことでしょう?
一部で物議を醸したp.s.からの、この締め挨拶もエンターテインメントとして100点満点です。

ありか会員限定 スペシャルメイキングムービー

ライブの後日、FC限定で配信されているメイキング映像もよかった。
奨悟くんが小ボケを挟みながらほわほわ話していたと思ったら、音楽にはとても真剣に取り組んでいたり、なんだか懐かしい風景、って感じでした。ラジオを思い出しちゃった。
今まではこういうふわふわ話す場としてニコ生がありましたが、これからはどうなるんだろう…。寂しくなるなあ。
また、メイキングではスッピンだと思うんですけど、「素材!最!良!」という圧で包まれてるんかっていうくらいお顔がよくってもうね、いいなあって思いました。
期間限定の配信が残念です。配信終了するまであと何回見れるかな。

まとめ

泣く泣く現地参加を断念して配信で見たけれど、現地に行かずとも大満足のライブを提供してくれて、本当によかった。
行けなかった悔しさとか悲しさを吹き飛ばしてくれる奨悟くんのパワー、すごいな。
ヲタクとも言ってたけれど、今まで過去のライブでは終盤息切れすることがあったのに、今回は1日であのボリュームを2回まわし、しっかり昔を凌駕していてすごい。
声の出し方も変わっていたし、聞いていて、次のフェーズに進んだのだなあと思いました。


画面で見る限り、会場が思ったより密だったこと、東京の感染者数が着実に更新されていることが不安ですが、みんな体調不良と無縁だといいな、と願うばかりです。
次のワンマンは現地で見れますように。


これからの奨悟くんも応援していこうと思いました。
奨悟くんは進化し続ける人なので、応援していてとても楽しい。
素敵なライブをありがとう。



おわり。