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(*゜ー゜)ノシ<こんにちば!

昔のライヴレポは若いときに書いたので察してください

2014/08/09 、10 マホロバ@サンケイホールブリーゼ

マホロバ、前評判が良くて、どんなんやろ~ってワクワクしながら見に行ったらほんとに良かった。
というわけでネタバレです。
(2014/08/13 改)











休憩ありで3時間程の舞台でした。
全体的にアクションがほんとに多く、笑いもところどころに入っていてあっと言う間でした。
ご当地ネタも入ったり、時事ネタも入ったり…
変貌後のヒデ様に部下が次々と報告しにくるところでお気に入りのねたは、
部下「○カ月前に生まれた娘が歩きました!(?)」ヒデ様「それはおめでとう!」
部下「やられたらやり返す」ヒデ様「倍返しだ!」
部下「リア充の村で男が♪ありの~ままの~と歌いながら全裸で走っています!」ヒデ様「そいつは変態だ!」





冒頭見せ物小屋のシーンで村井ザッパが現れたとき、照明まぶしくて一瞬しか顔見れなかったんですけど、
その後皇子ミズハ役のヒデ様が陽気に野性児ザッパの元に遊びにくる場面でもザッパの頭は貞子状態であまりお顔は拝見できませんでした。
無邪気にきゃはきゃはやってるヒデ様と、言葉もろくにしゃべれないザッパの対比が激しすぎて、なんでこいつら仲良いのかさっぱりわかりませんでした。ww
ヒデ様の少年時代はもう少し分かりやすく少年ぽい格好とかしてくれたらあんまり違和感なかったのになあ…


イコマ兄様の策略でどんどん騙されていく人たちはかわいそうだとは思うけどあまりにも愚かで、でも騙されていても相手を思いやっているところ、自分ならイコマ兄の立場に立ちたいって思った。
裏切られたと思って大切に思っていた人を自分の手で切ったり、切られたりするのはごめんだわ。
自分の手を汚さず、暗躍するイコマ兄様かっこいい。


ザッパはかっこよかった。
・マホロバについてヒノコに語るところ
・ヒノコが村を追い出され、村人にひとしきりキレたあとに呟いたところ
・ミズハとの決闘
・大巫女に対して母の思い出を語るところ
が印象的だった。
ヒデ様といたときはほとんど言葉を喋れなかったのに、二年経ったあとアカツチ(?)のムラでザッパはギャンギャンわめいて話すんだけど、マホロバを探して方々を探したのに見つからなかったことをヒノコにがーって話すところは特に目を惹いた。
幼いころの記憶を胸に、北に南、東に西へ放浪して、でも結局マホロバは見つからなくて、仕方なく生きているザッパの話は、誰よりも説得力があったし、マホロバは結局幻の国だったんだって納得させられた。


ヒノコが巫女の跡継ぎだと判明して、誰一人ヒノコを引き止めようとしなかったことに腹を立てたザッパが村人たちに怒り狂ったあと、「一度でもほっぽりだされる身にもなってみろよ…っ」て呻いて泣いていたのが、初めてザッパの本音が見えた気がした。すごく悲しそうで辛そうでいたかった。
上記のマホロバを探した話も本音なんだろうけど、弱音も含めた本音、っていうのは初めてだったと思う。
ここのシーンが本当に好き。
ヒノコを大切に思っているのがわかるし、ザッパが泣いているのが衝撃だったから。
マホロバを探す道中で、散々人間の汚いところを目の当たりにしていたから、自分の泣く姿を他人に見せるのにはびっくりした。
あとヒノコを「俺みたいになっちまう!」って心配してたのも、ああ、乱暴だけど優しい子なんだ、って思った。
ヒノコが村を飛び出した後ザッパが追いかけて連れ戻そうとしてヒノコに拒まれる場面、
大阪初日昼ではザッパはヒノコの腕を掴んで来た道を戻ろうとしていたけれど、
千秋楽ではザッパはヒノコの左肩をガッて掴んでヒノコを振り向かせるようにしていたように思う。


ミズハとの決闘シーン。
戦いに破れて横たわるミズハに着ていたマントをかけ、膝まづいてザッパは抱き抱えるんだけど、そのとき半パンから太股がのぞいて、それがあまりにも白くてまぶしくて←、上半身と顔は焼けているのに色のギャップがすごくて、すみません超シリアスなのに太股…!っていう感想しかありませんごめんなさい。だけどこのシーンは太股抜きにしていいシーンだってわかってます←
ミズハは最後にザッパに殺してほしいという願いを叶えてもらって、よかったの…かな?
幻覚も見てすごく苦しくてしんどいときにザッパに出会えたことがせめてもの救いだったのかな?
ミズハが息絶えた後、ザッパがマホロバを罵るところがもう迫力すごかった。
自分たちを散々惑わせておいて姿の片鱗も見せないマホロバにザッパが怒鳴っているのが、ね。
村人たちの一揆の前に、ザッパは反乱軍の大将に持ち上げられてもどこ吹く風、憎しみとか復讐とか自分には関係ないって言っていたし、そんな態度だったのに、「マホロバ、お前に復讐する!」って叫んだのが、ミズハと共有した思い出の終わりを告げているようで切なかった。


最後のクライマックスのシーン。
ザッパが息絶える直前、娘であるヒノコを思いやって外の世界にわざと出した大巫女に対して「俺にもお前みたいなかか(お母さん)がいたんだよ…っ!!」て言うところ。
獣のような自分の容姿のせいで母は舌を抜かれ(!)、母子ともども山に追いやられ、血を吐いて倒れた母を抱えて村を巡るが言葉を知らないが為に相手にされず、骸になっても尚母を抱えて彷徨っていたら「屍肉喰らい」と言われたザッパ。
ただ言葉を知らなかったために母親を助けることができなかったと泣くザッパを見ていて辛かった。
「誰か!誰か助けてください」→(言葉にならない叫び)
教育を受けるって大事よなあ…ってこの劇ではだいぶ検討違い感想を持ったけれどw、ザッパが泣きながら(のように見える)母親への思いを叫ぶところ、この子はこう生きるしかなかった「人間」なんだって実感した。
冒頭、ミズハに「助けて」という言葉を教えてもらっても真似することがなかったザッパは、もしこの言葉を知っていたらお母さん助けられたのかもしれないって強く後悔しているんだろうなって二回目観劇でようやくわかった。
大巫女が琴切れた後、大地に悪態づくところも好き。
「くそったれの大地よ!」って。
怒り狂って「それでも俺は生きている!」って叫ぶところとか。



ミズハもザッパも死んでしまい、結局後に残った村人たちは元の生活に戻る場面。
生き残ったヒノコがザッパへの思いをひとしきり語った後(ザッパがマホロバを探して方々を旅したようにわたしも旅するんだ!→ザッパが旅した後を辿る旨を言っていた…ヒノコはマホロバに行きたいって言ってなかったわ。でも、最後にマホロバへ失望して西の海に叫んだザッパのようにわたしも西の海に叫ぶんだ!っていうのは合ってたと思う…)、金の種が降ってきて、それを見たザッパの仲間ナルカミが「マホロバはここにあったんだ…!」って言うところがさ、結局ここにあったんかーい!ってなった。笑
まあでもあれだよね、幸せはちゃんとここにあったんだってやつよね。
灯台もと暗し。


村井さん喉大丈夫ですか…?っていうくらい叫びっぱなしだったけど、千秋楽では全然疲れを見せることなくザッパ演じきっていてとってもかっこよかった。
ヒデ様はもともと優しい温厚な少年からの変貌が見事だった。いろんな顔のヒデ様を見れて楽しかった。


大阪初日は三回カテコ。
千秋楽は、挨拶終わってから二回くらいカテコやった…かな?
千秋楽挨拶はなかなかにグダグダでしたw
茶々が入ったり、ヒデ様名字間違えられたり、先に挨拶した人と内容がごちゃまぜになったり…
「村井くんは改造人間じゃないか?というくらい体力があって~」ていうのには笑ったw改造人間かwなるほどw
獏さんが「こんなに観劇してくださるなんて…感激です!」ってダジャレ言ったのに誰も突っ込まなくて「突っ込めよ!」て、村井さん、ヒデ様、 獏さんで並んでたのにヒデ様通り越して村井さんに求めるのが可愛かった♡笑
カテコになったら、村井さんが見た目ザッパなのにあっと言う間に村井さんになっててちょっと感動覚えたわ。これが噂のカテコになったら素に戻るやつか…!っていうw
カーテンコール何回もあって、最後の最後に村井さんとヒデ様が出てきて抱き合ってお互いの背中をポンポン叩いてるのが可愛かったし微笑ましかった。




影アナで「DVDにはなりません」って明言していたけれど、これはDVDにしなくていいなあって思った。
なんていうか、生で見た方がぜっったいいい作品だと思う。
DVDでもそりゃあ見たいけど、でも、あの躍動感は舞台でしか感じ得ないことなんだろうなあと。
二回見たけど二回目も十分楽しかった!
再演あったら「え?行く行く!」っていうくらい好きになりました笑
村井さんのブログもすごくよかったし。
初めて生で村井さんのお芝居観劇できて楽しかった~
里見も前作評判がアレですけど、なんやかんや楽しみになってきました♡