BREAKING DAWN

ゆるくしぶといファン

価値観が変わるかもしれない

いろんなことが怒涛のように発表されましたが、手足の先がぴりぴりするような沸き立つ興奮もなく、淡々と受け入れています。

大演練は無観客配信になりましたね。
あの人数なので、定点カメラつけてくれってお願いメール送っておきました。
フォロワーがお問い合わせフォームを教えてくれました。
今から送って効果あるかはわかりませんが、何もしないよりかはマシかなって。
「刀剣乱舞-ONLINE-」五周年記念 「刀剣乱舞 大演練」



双騎と幕末は全公演配信と、恵まれているのは分かっているんだけど、なんでしょうね、このもやもや感。


配信があれば、日替わりで推し回に当たらなくて残業中泣くこともなくなるんでしょう。
自分でも情けなくなるくらい、なりふり構わずチケットをおさえに動かなくてもいいんでしょう。
手のひらサイズで見たいものを見れるなんてすばらしいじゃないですか。


でも、現場に通うことで「ワタシ…生きてる!!」と実感していた身としては、心の拠り所の代替品を差し出された感じがします。
今は贅沢も言ってられない状況なのはわかりますし、これがベストだと向こう側も判断して動いています。
でも、でも、なあ…。


エンタテイメントが全面的に開催されるようになり、現場に戻ったとき、わたしは以前のように推しに沸けるんだろうか。
めちゃくちゃ楽しかったはずの現場で、醒めている自分を見つけてしまったら、と思うと怖いです。


先日、最推しの記念すべきメジャーデビュー日に、ずっと昔からファンだったグループのひとりが脱退・契約解除の発表がありました。
20周年を目前に控えての脱退。
彼が若いときはいつ脱退してもおかしくないと思っていましたが、その期間も終わり、あとはおじいちゃんになるまで続けるんだろうなと安心していたら、脱退だなんて。
理由に、健康上の理由も挙げられていましたが、とどめがこのコロナだったのかもしれません。価値観を変えたコロナ。
それに、エンタテイメントが開催されるようになれば、彼が脱退したあとのグループ活動を見ることになる。
怖い。怖いんです。


怖い、怖いと言っておきながら、チケットはとる、この矛盾に満ちた行動。
エンタテイメントに生かされているをたくですから。
直近の現場はキンダンです。めちゃくちゃ楽しみです。
でも、ヒロステの件があったように、直前に中止が発表されることだって否定できない。
怖いです。でもチケットは申しこみましたし、とりました。


幕末も、全公演配信があれば以前のように必死になる必要はないと思います。
でも、わたしが配信でいいって思っても、ちわがなんて言うかな?(YAZAWA風)
結局のところ、わたしはわたしが満足するために行動するだけなんです。
コロナで、その満足の基準が変わっていたら…。


全公演配信だなんて初めてだし、それを経験することでわたしの現場至上主義という価値観が変わるかもしれない。
それはそれでほっとするところもあるし、もやもやするところもある。
例えば、歌合の日替わり前説が円盤に収録されないのは、あの推しをみんなに見てほしかった…というめちゃくちゃ残念な気持ちと同時に、やっぱ現場に行ってよかった~!という優越感があります。
配信があれば、現場に行かなくてもコストをあまりかけずに見れるわけで、端的に言えば茶の間もひとこと言える状況になるのが、気に食わないんだと思います。なんて心の狭い。

自分の心の狭さに絶望。徳を積みたいのにこんな心の狭さじゃね。
今日も文章がとっちらかってしまいましたが、今の気持ちです。

まあ、一番大声で叫びたいのは、
あ~~~大演練の日に東京ドームホテル泊まりたかったな~~~~~~~~~~~~~~~~

おわり。

ハマり役だったから許さない。

今日はなんだか疲れた。晴天なのに、どうにも体が重い。

昼に大好きな作品の新作が発表された。主役を除き、キャストを一新して。わたしはあのキャストを一生許さない。
でも、めちゃくちゃハマり役だった。ぴったりだった。
紀伊國屋ホールで初めて見たとき、ウワッて思った。
2.5次元だった。
古くからある原作だからか、わかはい舞台にしては年配の方々(時には夫婦)も多く、わたしが入った回では彼が出てきたとき、思わず漏れ出たのか歓声と拍手が起こっていた。
初演も続編も楽しかった。
原作やアニメを焼き直しただけではない、舞台だからこその演出があって、本当によかった。


大好きな作品だから許さない。
ハマり役だったから許さない。



高校は徒歩通学だった。
まだまだ明るい夏の夕方、習い事からの帰宅途中、突然後ろから抱きつかれた。腕と胸を強い力で絞められたので、強盗かと思った。
パッと力が解け、一瞬の間。
慌てて後ろを振り返ったら、走り去っていくリーマン風の男。
わたしはようやく事態を理解し、茫然としながら「サイッテーー!」としか叫べなかった。


その後は、できるだけ人通りの多い道を選んだり時々変えたり、めちゃくちゃ周りを警戒しながら歩いていたのに、なぜか習い事からの帰り道に痴漢にあってしまい、結局勉強を理由に辞めてしまった。
正直、痴漢なんて電車でしか起こらないと思っていた。
電車やバス通学が大多数を占めているのに、同じ学校で痴漢にあった人の話なんて聞いたことがなかった。
住宅街で痴漢にあうなんて、なんと言えばわからず、結局親にも先生にも友人にも誰にも言えなかった。



隣のクラスで、ある派手女子グループの空気がおかしくなった時期があった。
ひとりが電車で痴漢にあったと話したところ、別の子が「ブスの癖に自慢してんじゃねーよ」と陰口をたたいていたのが発覚したからとかどうとか。
痴漢にあったという子は、普通にとてもかわいい子だった。
ますます「人に言う話じゃないな」と判断して誰にも言わなかった。


初演がとても楽しかったので、続編もチケットを買い、グッズも購入し、観劇後の感想を少しずつ書いていた頃、彼のニュースを知った。
会社では我慢していたが、当時の苦い記憶が呼び出されてしまい、帰り道は小雨が降る中泣きながら帰った。
大好きな作品と大嫌いな記憶がリンクしてしまった事実に耐え切れなかった。


今思えば、近くに有名な女子校があったので、そこでは痴漢の注意喚起がなされていたのかもしれない。
通っていた共学の高校では「変質者に注意しましょう」なんて言われた記憶がほとんどない。


昔を思い出すたびに、足が遅いなりに、その人痴漢です!!!!って叫びながら追いかければよかったな、と時々思う。
車のナンバーを覚えればよかったな、と思う。(ハイブリッド車は静かすぎて逆に関心した)
親に言えばよかったとも思う。
それか、写真を落としていてくれたらよかったのに。(よかったのか?)


大人になってから、痴漢に合っている人がたくさんいることを知る。
ということは痴漢をしたやつらはたくさんいて、そいつらはのうのうと生きているのか????????
のうのうと家庭でも築いてるのかな。恐ろしいな。



彼は結局この世界に帰って来たけれど、今の顔なんて見たくない。
でも、大好きな作品の大事なキャラクターをぴったりに演じたから、このときを切り捨てられない。
憎いのに。
観劇趣味をはじめて、受け入れられないキャス変はこれが初めてだけれど、そもそも元のキャストも受け入れられないから、もう本当になんなんだ。


いい大人なので、落としどころを見つけたい今日この頃。
は~~~痴漢したやつ全員地獄に行ってくれ。



おわり。